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「共に創る」

皆さんは、今、人生の岐路に立とうとしている実感がありますか?

進学、就職、結婚という3つは、まさに人生の三大選択と言えるでしょう。人生の成功について、私の尊敬する稲盛和夫さんは著書でこのように仰っています。「人生の成功=能力×熱意×考え方である」と。考え方とはその人の人生理念がどうであるのか?という意味です。どれか1つでも0であれば0となってしまいますし、たとえ能力や熱意が高くとも考え方がマイナスであれば、人生の結果もまた然りなのです。そして、人生の成功は人間としての成長を追い求める、その先にあるという事です。
では人間成長とは何か?それは物心両面の豊かさの追求でもあります。人間の歴史をみるならば、聖人でない限り、自分自身が人間的にも、物質的にも豊かではなく、貧しい状態であるならば、人に与えるのは難しいということです。
私は事業を経営するものの責任として、納税、雇用、そして教育があると考えています。そしてこの人材教育こそが、ビジョナリーカンパニーを創造し、ドラッカーのいう経営目的である顧客の創造と維持を実現し、ひいては日本の未来を担う人財を創り出すことだと、信じて疑わないのです。

「生きるとは何か?働くとは何か?」

今の自分を創ったのは、例え生まれてきた環境がどうであれ、誰でもない、自分です。そして、これからの自分を創るのは、誰でもない今の自分なのです。

初心の謙虚さを忘れずに、長期的な願望を強く持っていることを期待します。そうすれば、多少の困難・逆境は乗り越えられるはずです。もし神がいるならば、そもそも、乗り越えられない山はその人に与えられません。乗り越えられると思われたから、与えられたのです。人生は長いようで短い、世の中に出て痛感しました。そして人生でできる事は、多いようで少ないのです。人生で何を成したいのか、社会に出て何を成したいのか、生きるとは何か?働くとは何か?ぜひ自分自身で考え抜いてください。皆さんが導き出したその答えと、私の答えとが同じであれば、数年で社長になれるかもしれません。

「相手の立場に身を置く」

相手の立場で物事を考えるとき、見えてくる事があります。「私に合う会社が無い」と言っているようでは、確実に失敗します。
例えば、サービス業、接客業の会社で、もし貴方が社長もしくは採用責任者で人材を採用をするとき、どんな人と一緒に仕事がしたいですか?「会社が私に合わせればいい」と思っている人を採用しますか?人間成長とは、心物両面とも豊かになる事。人生を振り返った時にこの会社・この上司・この仲間と出会ったことで、成長した実感と感謝の念を持って欲しいです。自分の利益は、他人に利益を与える事で得られると解って欲しい。社長である貴方は、誠実である人や気遣いや気配りができる人を採用するのではないでしょうか?

最後に、賢者の言葉をお贈りさせて頂きます。

人の欲せざる所、人に施すなかれ
― 孔子

自分にしてもらいたい事を人にしてあげなさい
― イエス・キリスト

これらは人類の歴史においても不変の真理なのです。

ビジョナグループ CEO

PROFILE

1978年神奈川県生まれ、茨城育ち。高校中退後から自動車のセールスを経験し、紆余曲折を経てミスターカーセールスという異名をとる。座右の銘は「臥薪嘗胆」「不撓不屈」。好きな武将は「上杉謙信」「徳川家康」。長所は「有言実行、やり遂げるところ、自分の非は直ぐに認めるところ」。あとはスタッフに聞いてください。笑